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ドロミテ&環境
3000メートル級の山々で連なるドロミテ山脈は北イタリアのトレンティーノ・アルトアディジェ州に位置します。
『 トレンティーノ・アルトアディジェ 』 なんて長い名前ちょっと覚えるのには難しい!と思う人は『南チロル』で通しても大丈夫です。南チロル一帯は長い歴史の中オーストリアのチロル地方と深いつながりを持ち、そのためイタリアとオーストリアの融合文化をもつ地方でもあります。イタリアなのにイタリア語とドイツ語が主流として使用され、家や店の感じもちょっとイタリアのイメージと離れたロマンチックで可愛い雰囲気をかもしだしています。
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国立自然公園
トレンティーノ・アルトアディジェ州には9つにも及ぶ国立自然公園が指定されていて、その面積は州の約四分の一にもなります。その中でもステルビオ国立公園は自然保護地区としてもヨーロッパでは最大級の部類に入り『中央アルプスの心臓』としても知られています。国立自然公園は単に保護地域として守られているだけではなく、主に私たちを取り巻く環境、教育そして科学に貢献しています。
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野生動物
森や林ではカモシカをはじめノロジカ、野うさぎ、マーモット、アライグマ、標高の高いところではキツネ、イタチが生息しています。また絶滅の危機にさらされているオオヤマネコ、ジャッカル、熊も自然保護地区ではまだ目にすることができます。鳥類はライチョウ、キツツキ、フクロウが主流で渓谷では多くのタカやワシが生息しています。『動物』は動物園のオリの中で暮らす生き物だと思っている人や子供たちには正しい知識を与える絶好の機会かも?
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気候
オーストリア国境に近いトレンティーノ・アルトアディジェ州の緯度はほぼ南樺太に相当しますが大西洋と地中海の影響により、比較的気候は温暖です。一年を通して梅雨はなく、特に夏季は空気が乾燥しているため湿度が低いです。夏の最高気温でも30度を越すことはまれで朝晩は一般的に涼しく、しのぎやすいです。一般的に5月、9月、10月前半は最も雨が少なく、4月と11月は最も雨が多いです。日本と比較すると年間降雨量は非常に少ないです。まず『湿気』とは無縁なので夏はまったくのクーラー要らずです。日本の息苦しい猛暑や湿気がどうしてもダメ!という&20154;の絶好の避暑地であります。
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マルガ
日本語に訳すと『羊飼いの山小屋』にちかい表現になります。冬季に入る前に山から降りて来る山羊や牛などの家畜は夏の間、山の峰に近い牧草地で育てられます。羊飼いは木と石で造られた納屋で暮らして家畜の世話をします。この時期、母屋ではチーズなどの乳製品が作られます。年に2度、春と秋に行われる伝統行事として3000頭以上の山羊が羊飼いを先頭に春にはマルガに向けて山を登り秋には山のふもとに下りる。目の前を3000頭以上の山羊が連なって移動する景色は日本ではまず見られない感動的な大自然の光景。
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マ-ゾ
東アルプス特有の小作農場、農園。農園は主に、りんご、野菜、ハーブ、ぶどう、農場では乳製品、精肉などが主要。多くのマ-ゾでは今も生産方法は昔ながらの伝統を守っているため、私たちに体にやさしい質の高いものを提供してくれます。よく耳にするのが野菜嫌いでスーパーで売っている野菜はまったく口にはできないが、マーゾの野菜は食べられるという人が多いということ。野菜のほかにも作りたてのフレッシュチーズなどはスーパーで買う味とは似ても似つかないほど絶品。精肉も日本ではなかなか味わえない、野ウサギ、ホロホロチョウ、ノロジカの肉は臭みもなく柔らかくさっぱりした味わい。
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北イタリアに位置するドロミテ山脈の紹介です。トレンティーノの国立自然公園や野生動物について、そのほかチロルの山人の生活を支えるマルガやマーゾなどドロミテに訪れるなら絶対に知っておきたい予備知識。