パン
ここ、南チロルではパンの歴史はそれぞれの土地のライフスタイルを反映してくれます。形や大きさに始まり何百種類のスパイスとレシピ、焼き方もまたそれぞれの地域ごとに異なります。アルプスの山々から流れる水と麦を基本に作られる大自然の味を是非味わってほしい。
『 Schüttelbrot 』 はライ麦を使用し丸く平たいのが特徴で特に製造の過程が通常のパンとはまったく異なっています。完全にパンを醗酵させず一歩手前で釜に入れるのがこのパンの大きな特徴です。香ばしくカリッとした仕上がりは日本のせんべいに似ています。スペックやチーズと一緒に食べるのが乙。
『 Paarl 』 はペアという意味。同じ形のパンが2つくっついてなんとも面白い。このパンは普通トーストして食べたり、スープと一緒に食べたりする。
『 Kletzenbrot 』 は一般的にいわれるフルーツパン。プルーン、りんご、ぶどう、イチジクなどを乾燥させてパンに練りこませたもの。パンの中に入るフルーツはもちろん地域によって違い、普通その土地で生産されている果物が使われる。
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スペック
『スペック』といったらトレンティーノ・アルトアディジェ、山に行ったら何食べようか?ときたらまず『スペック』というほど有名です。この地域が保つ気候と環境だけが作り出せるスペックは700年もの歴史を持っています。上質の豚のモモ肉が厳選され、(脂身が多すぎてもまた少なすぎてもバランスのとれた味がでない)無駄な部分が丁寧にさばかれ、塩をまぶして約20日間ほどねかされます。後ににんにく、胡椒、数種類のハーブで香りつけされ10℃から16℃、湿度は60%から70%の室内で乾かされます。乾かせれたものは20℃以下の低温度で燻製されます。最後の熟成間では空気を適度に入れ替えられた室内で約20週から24週の間寝かせられますが、適切な時期は職人の熟年された感覚によって判断されます。
焼きたてのパンとスペック、一杯の赤ワイン『ラグレイン』で Buon Appettito!
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セコンド
セコンドは魚料理より肉料理がメインになります。肉といっても牛、鶏、豚と私たちが日常食べているもののほかに、イノシシ、山羊、ノロシカ、野うさぎ、ホロホロチョウなどの野獣、野鳥も存分味わうことができます。豚のスネのローストや、カモシカの肉のソーセージなど、山の登りの後のぺこぺこのお腹にはガブリつきたいメニューばかり!ワインはアルトアディジェの『黒ピノット』がおすすめ。
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ワイン・グラッパ
アルト・アディジェ州では約 5000 ヘクタールのぶどう園が広がっています。その中でも98%のぶどうの木はとして認定されています。毎年出荷されるワインの65%は赤ワイン、残りの35%は白ワインで、T・アルトアディジェ州のワイン生産量はイタリア全体の約0,7%ほどになります。
特に 『 Teroldego Rotaliano 』 と 『 Trentino · Marzemino 』 はトレンティーノワインのエンブレムといわれています。両ワインとも上品な味わいの辛口で 『 Teroldego · Rotaliano 』 は肉の煮込み料理によく合います。 『 Trentino · Marzemino 』 は肉の煮込み料理のほかグリル、ローストなどの調理法にもよく合います。
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40度から50度の高いアルコール度を持つグラッパは北イタリア独特のぶどうの皮の絞りカスから採れるエキスで造られた蒸留酒です。南チロルではグラッパの製造だけではなく、土地の果物を生かしたあんず、プルーン、青りんごなどの蒸留酒も有名です。ちなみにムーゴ松のグラッパはかなり体によく、血液の循環に役立ちます。フルーツの蒸留酒はイタリアでも地元以外ではなかなか口にすることができないので是非お試しあれ。
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北イタリアに位置するドロミテ山脈の紹介です。ドロミテ山脈やその地方のガストロノミア( ハムの燻製スペック、リコッタチーズ、灰色チーズ、野生ほうれん草の詰まったラビオリ、ライ麦のせんべいパン、ラズベリーのグラッパ)などが目白押し。