花市

100年以上の歴史をもつ花市はボルザーノ市のウォルター広場にて年に一度5月に開かれます。花々の海となった広場では多くの伝統的イベントが催されます。

スペックの祭り

アルトアディジェ州に伝わる伝統的な生ハムの燻製です。毎年5月に行われるスペックの祭りでは、スペックの味見だけではなく、伝統的レシピを基にしたスペック料理の調理に立ちあうこともできます。この時期、町は盛大に盛り上がりどこを目にしても『スペック』の看板が目にとまります。

スペックの盛り合わせ 
 
 
 

SACRO CUORE の祭り

アルトアディジェ州では毎年ペンテコステ祭の後に行われる宗教的行事『サクロクオーレ』(サクロは『聖』クオーレは『ハート』という意味。)が行われます。日が沈むころに山の頂上ではハート型の火が灯されます。神聖な夜にひっそり灯る炎は心を癒すものがあります。日本でいえば『大文字』の行事に似ています。

 
サクロクオーレの祭りにて 
 

山羊の季節大移動

サネレス峡では毎年この時期羊飼を先頭に何千頭もの山羊の季節大移動を目にすることができます。日本では目にすることのできない年に二度の大自然の大移動は絶対に見逃せない光景です。

 
羊飼いを先頭に大移動 
 
鉄を打つ職人 

旧市街の祭り

アルトアディジェ州の大半の町では7月から8月にかけて旧市街の祭りで賑わいます。旧市街に一歩踏み入るだけで、まるで中世の時代に迷いこんだような雰囲気に満たされます。昔ながらの伝統衣装でマーチングバンドが町を行き交い、道端では職人たちがそれぞれの腕をふるって芸を競い合います。祭りで盛り上がっている雰囲気の中で町の人々と肩を並べて郷土料理を味わうのもまた陽気な気分にさせてくれます。誰かが歌い出せば皆声を合わせての大合唱がはじまり、陽気な人々は人見知りせず私たちに声をかけてきてくれます。

旧市街の祭りにて 
 
 

メラノ音楽祭

メラノの町で毎年8月から9月にかけて行われる国際音楽祭はこの州では最も重要な文化のひとつとして挙げられています。毎年世界でも名の知られた指揮者、演奏者など豪華ゲストを招いて盛大に行われるこの国際音楽祭は絶対に見逃せない。

 
メラノ国際音楽祭 
 

チロルホルンと鞭の生演奏

バルンガ峡では毎年夏場にチロルホルンと鞭を使っての生演奏を野外で鑑賞することができます。チロルホルンは何百年もの間チロル地方の人々に受け継がれてきた伝統楽器で、大自然の中で奏でられるチロルホルンの音色はまた格別です。鞭を楽器として使っての演奏はなかなか日本では見られないショーのひとつです。言い伝えによるとまだ馬車を交通手段として使っていた時代、町に馬車で商人が出入りする際に谷に響き渡る鞭の音を合図に使っていたそうです。鞭の太さ長さにより音も違い、聞き比べてみるのもまた興味深いです。

 
チロルホルンでの演奏 鞭での演奏
 

家畜の帰路

9月になると少しずつ家畜農家も冬支度に入ります。農家の人々は夏季に牛や馬、羊が放牧されていたマルゲ(山岳地帯の牧場)からふもとの村へと家畜を移動させます。この時期、マルゲではその年の夏場の放牧の締めくくりとして盛大な祭りが次々と行われます。山の人々は歌や踊りで盛り上がり、夏場の間に仕込まれたチーズやハムがふるまわれます。

麓の村へ移動し始める羊たち 
バラの花の職人芸 彫刻家

彫刻展

9月上旬に催される木工彫刻展は自然とつながりの深いここ南チロル文化の誇りともいえます。彫刻展では作品のほかにも芸術家達が直接、木に手を加え作業の一部始終を鑑賞することができます。

 
羊毛を紡ぐ老人 

山羊の祭り-10月

9月下旬から10月上旬にかけてウルティモ峡では山羊の祭りが行われます。昔から山羊は山の人々暮らしに常に身近にある動物のひとつです。山羊の乳はチーズになり、羊毛は紡がれウールとして衣類などに使われます。また復活祭の時期になると食卓の上には羊の肉が並びます。祭り期間は家畜農家の家では羊飼いたちの羊毛紡ぎを見学することができ、町や村では羊の肉を使った郷土料理が振舞われます。

ワイン祭り-10月

9月、10月はワインの蔵が開けられる時期です。ここボルザーノの町でも賑やかにワインの祭りが始まります。この時期、観光客は毎週土曜日にワイン農家の蔵を見学しに行くことができます。蔵ではdel S. Maddalena-サン・マダレーナやLagrein-ラグレインなどこの州で生産されるワインの試飲もできます。サン・マダレーナとチーズをお土産にすれば日本にいながらにしてドロミテ気分を味わえること間違いなし!

ワイン貯蔵室 
 

夏祭り

イスタ峡で行われる夏祭りはなんとも私たちを不思議な世界に案内してくれます。祭りの際に使われる木のお面は町や村でも購入でき、皆お面をつけて町中をうねり歩きます。通常お面をつけている間は声を出さないため、お互い誰がだれだかわかりません。日常顔見知り同士でも顔が隠され、声を出さないでいるのでヒントとなる背丈や身振りだけで誰かと推測するのはとても困難です。イタリア人の中に日本人なんてちょっと浮いてしまって恥ずかしいと思っている人もお面を被れば誰にも日本人とは分かりません。なんだかお互い誰が誰だか探りあうような雰囲᷷は見ていてとても滑稽です。祭りの間は伝統的踊りがあるのでお面をつけて是非参加してみるのもよいかも。

イスタの祭りにて 

海外競馬

九月に行われるメラノフォースト大賞はイタリアでも最も古く有名な競馬障害物レースです。メラノの町に位置するこのレース場の背後にはアルプスの山々が広がりさわやかな雰囲気と空間を作り出してくれます。毎年のこの賞では馬たちは見るものたちに新たな感動と興奮を伝えてくれます。競馬に目がない人も馬が好きな人も、海外競馬を楽しんでみるのもまた思い出に残るはずです。

メラノフォースト大賞 
 
 
 

北イタリアに位置するドロミテ山脈の紹介です。ドロミテやその近郊の主なイベントを紹介します。山岳で行われる山のエコーを利用するチロルホルンと鞭の野外演奏、山羊たちの季節大移動、伝統的な祭り、その他ドロミテで競馬を楽しんだり、楽しいイベントが盛りだくさん!