超自然ダイエット

『ヴァカンスの合間にストレスなしのダイエットに成功』なんて夢のような健康法があったらいいですよね。はっきり言ってあります!なぜなら同じ運動を行っても平地より海抜の高い山ほど体脂肪を減らすことができるからです。気圧の低い高所では血圧の酸素濃度が低下して、体内の細胞が酸素を活発に取り込もうとするためエネルギーの消費が増大します。高所での二日間の滞在で、特に運動をしなくとも体重を一キロ程度落とすことができるそうです。登山やトレッキングなどの有酸素運動はダイエットや生活習慣病にもっとも効果的といわれています。ぞれに高所といっても初心者でも安心な1400mから2000mほどの海抜でも無理をせずに十分効果を出すことができます。ドロミテ山脈の滞在で一番大事なのは『ダイエットをしている』という感覚をもたないことです。どれだけ目覚めの良い朝を迎えて、山で目にするものに感動して、土地の料理を味わえるかがダイエットの成功の鍵だからです。

ハイキング 
 
青い空と空気 

空気

毎年のように何度訪れても空気の違いの差だけはどうしても慣れることができない。たとえ一週間ほどの滞在にしても、こんなにも空気の違いが気になってしまう。特に車で山から麓に降りてくるときはいつも覚悟が必要になる。なぜかというと海抜2000mと1200mではもう空気の澄み具合か違うからです。海抜1200mの地点でも町の空気と比べたら比べ物にならないくらい澄んでいるはずなのに、息苦しさを感じさせられてしまう。町に降り立ったときはもう自分が一週間前はこの空気を吸って生きてきたなんて、という現実を突きつけられます。この表現が誇張していると少しでも思ったなら是非一度訪れて体感してほしい。

 
 
 

温泉・泉質

ここ東アルプスの泉質はカルシウムやマグネシウムなどミネラルを多く含んだ泉質が特色で鎮静作用や炎症を抑える働きがあり、アレルギー性疾患、アトピー、じんましんなどに良いとされています。また血糖値を低下させる作用があるので、糖尿病にも効果があります。さらに飲用すると、胃酸や腸の酸を中和し胃腸病にも効きます。MERANO 温泉では医師がバックアップしアトピー治療に多大な功績を残しています。

 
  Bagni Romani Terme delle Dolomiti  
 

S.MARTINO IN BADIA 温泉では鉄分を多く含んだ泉質が特長で貧血、更年期障害に効果があります。 また硫黄泉は肌の弱い人には向きませんが殺菌力が強いため水虫などの皮膚病に効果があります。美容に関しては皮膚を柔らかくし角質を溶かしてくれる効果があります。他には動脈硬化や高血圧に効果のある硫酸塩泉があります。

PEJO 温泉と RABBI 温泉では鉱物の含有量が少ない重曹線が特徴です。柔らかい泉質は肌に優しく皮膚の角質層を軟化してくれる働きがあり『美人の湯』ともよばれています。皮膚病、切り傷、やけどに良く効きさらに飲用すると、胃酸や腸の酸を中和し胃腸病にも効きます。

 
 

お風呂好き大集合

ヨーロッパ人はお風呂に浸るという習慣がほとんどありません。お風呂に30分も1時間も浸かるということは時間の無駄使いと考えているようです。あー、やっぱりお風呂のよさが理解できる日本人でよかったと思います。なんといっても日本人とヨーロッパ人とではお肌のプリプリ感がまったく違います。ヨーロッパ人は若くてもしわっぽいくすんだ肌の女性が多いです。この日本人の美肌は毎日のお風呂やサウナが効果を発揮しているに違いないと思っているのでここではストレス解消はもちろん日本人の美肌をより美肌に保つお風呂、サウナを紹介します。

『生草風呂』 はマルガで刈り取られたばかりの生草を使用したものです。刈り取られた生草は通常は乾燥させて家畜のえさになります。反対に生草は乾燥させず水分が草に染み込んでいる状態で使われます。生草は何種類もの野草花や薬草がブレンドされた貴重なもので 生草風呂ではこの花々や薬草、たっぷりアルプスの天然水を吸い込んだ生草布団に包まれる状態になります。湿気を含んだ生草は醗酵状態に入り40℃から50℃の熱の空間を作り出します。生草に包まれたサウナ状態の空間では新陳代謝を高め汗と共に不必要な老廃物を取り除いてくれます。薬草花と天然水の効果が肌をすべすべな丈夫な肌を作り出してくれること間違いなし。

『リンゴ風呂』 はその名の通りリンゴをふんだんに使ったお風呂です。リンゴ自体に含まれる13種類のビタミンと20種類のミネラルはぷりぷりの生まれ変わった肌を作り出すのを手伝ってくれます。まず肌にリンゴのジェルを塗り粗塩とリンゴ酢が染み込まれたシーツに包まれます。そのままスライスされたリンゴのベットで蒸し状態に入ります。リンゴいいにおいでつい眠ってしまいます。

生草風呂

『ヤギのミルク風呂』 牛乳は牛乳でも『ヤギ』の乳に浸かります。ミネラル、ビタミン、保湿成分たっぷりのヤギのミルクは弱肌、乾燥肌、またカサカサになりやすい肘や膝、カカトに効果大。歴史的にもクレオパトラがしっとり美肌のために愛用していた美容法らしいです。

 

自然治癒とハーブ

代々受け継がれてきた山人達の経験と知恵は私たちの健康にも貢献してくれます。できることなら科学薬品を避け100%自然の力で治癒できたならそれに超したことはありません。ここでは、数多くの草本植物の中からいくつかの代表的な例をあげてみました。通常、葉と花びらはお湯で3分ほど煮詰めてから、根の部分は潰したもの煮立たせこしてから使われます。

ビャクシン (Ginepro)
  • 果実と葉の部分が使われ利尿作用、腸の働きに良く効くまたリラックス作用もあります。
  • ゼニアオイ (Malva)
  • 草本植物の一種で葉と花びらの部分が使われ気管支疾患や炎症を抑える作用があります。
  • イラクサ (Ortica)
  • 草本植物で葉とつぼみの部分が使われ弱った肝臓に良く効きます。
  • カノコソウ (Valeriana)
  • 草本植物で気持ちを落ち着かせてくれる作用があります。
  • ルリチシャ (Borragine)
  • 草本植物で葉と花びらの部分が使われます。熱や咳を落ちつかせるほかにストレス、うつ病にも効果があります。
  • ツルニチニチソウ (Pervinca)
  • 草本植物で根の部分が煎じて使われます。高血圧を抑えるのに良く効きます。
  • サクラソウ (Primula)
  • 本植物で葉と花びらの部分はストレスに良く効きます。また根の部分は煎じて使われインフルエンザ予防に効果的です。
  • メリッサ (Melissa)
  • 草本植物で葉の部分がつかわれ消化機能を助けてくれます。
  • ビャクシン
     
     

    野菜って実は甘いんですよ

    子供たちは苦い野菜が大嫌い。では、甘かったら食べてくれるのかな。とふと思ったりします。そうしたらきっとここだったら子供たちは野菜嫌いを治せるかも?!確かに日本の野菜は苦いものやアクの強い味のものが多い様な気がします。それに比べてイタリアの野菜は甘くてそれぞれの野菜の味がとてもしっかりしています。同じ野菜なのに気候や土、水の変化で野菜の味をこんなにも左右するなんて本当にとりあえず食べてみてびっくりして下さい。

     
       カルチョフィ 野菜サラダ  
     

    南チロルの野菜は標高500メートルから1600メートルの地点で栽培されます。主に生産されている野菜はキャベツ(5月から12月)ねぎ(7月から8月)赤カブ(7月から10月)ジャガイモ(8月から4月)サラダ菜(5月から10月)ズッキーニ(7月から8月)セロリ(10月から4月)などです。アルプスの天然水とミネラルをたっぷり含んだ土と太陽の光を存分に浴びて育った100%有機野菜をぜひご賞味あれ。

     
     
     

    裸足と健康

    通常私たちが 『 歩く 』 とき、足には体重の1.3倍の衝撃がかかるそうです。それに加えて私たちは毎日あたりまえのように、固いコンクリートやアスファルトの上を歩き、ヒールのある靴を履いて足を圧迫させ大きな負担をかけています。裸足で草むらや野原を歩くということは直接土のクッションが衝撃から足を守ってくれます。 また裸足で歩くことによって足裏にある身体の諸器官とつながっているツボが刺激されそれらを活性化させる効果があるそうです。

     
      野原でゴロゴロ 裸足で歩く  
     

    また履物による圧迫から解放されることによって皮膚呼吸が活発になります。お昼ごろになると日の光をたくさん浴びた野原畑は床暖房状態になります。夏の床暖房なんてと思うかもしれませんが南チロルの気候は夏でも湿気がなく涼しいので足元から伝わる適度なぽかぽか感はなんとも気持ちが良いのです。ちょうど良い具合に草花が温まって歩くたびにじーんと伝わってくる熱とツボの刺激はこれこそお金のかからない自然按摩です。